2022年6月18日土曜日

モニタリング1000里地調査(呉羽丘陵)2022年6月

  呉羽丘陵モニ1000調査を行いました。梅雨時期ですが今日はよく晴れました。メンバー3人で開花・結実している植物の観察をしました。初夏の樹木の開花がおおむね終わり、開花種数が比較的少なくなる時期です。アジサイの花やドクダミの白い花が目立ち梅雨らしさを感じさせます。ムラサキシキブやマイヅルテンナンショウもちょうど見頃でした。ニワトコは赤い実を重そうにぶら下げ、ナツツバキは開花がスタートしたところでたくさんの蕾を付けていました。

呉羽丘陵の様子

クリ

アジサイ

ムラサキシキブ

ニワトコ

ドクダミ

マイヅルテンナンショウ

ナツツバキ

ヤマツツジ

エビヅル(中央に花が咲いている)

ナワシロイチゴの花

ナワシロイチゴの果実

ヘラオオバコ

アリの行列

2022年6月11日土曜日

外来植物除去作業(称名滝付近)

  今シーズン最初の外来植物除去作業です。称名滝の展望台や少し下った八郎坂登山口入口付近で行いました。近年は毎年最初の除去作業は称名滝付近で滝壺から舞い上がる大量の水しぶきを避けながら行っています。春の雪解け時に見られるハンノキ滝も見ることができました。メンバー5人が参加しましたが、今日は富大生が1名がボランディア参加してくれましたので、自然観察もしながらの作業です。

 オオバコやシロツメクサ、セイヨウタンポポ、スズメノカタビラ、スギナなど本来生育していない外来植物を除去し、もとも生育していた在来種が追いやられないようにしています。

 今日見た花はタチカメバソウ、ニリンソウ、ミヤマハタザオ、エチゴキジムシロ、ツボスミレ、ホウチャクソウ、ツルネコノメソウ、ミヤマスミレ、ユキザサ、オオタチツボスミレ、イワカガミ、ヒロハテンナンショウ、ヤマガラシ、トチバニンジン(つぼみ)、オオバミゾホオズキ、ツクバネソウ、ミヤマハコベ、エンレイソウ(花終わり)、ツリバナ、コハウチワカエデ、コマユミ、タニウツギ、オオカメノキ、ニワトコ、ナナカマド、ウワミズザクラ、コマガタケスグリなどでした。

ハンノキ滝

称名滝とハンノキ滝

除去作業の様子

除去作業の様子

除去前

除去後

本日の成果

ミヤマスミレ

タニウツギとオオカメノキ

ツクバネソウ

ヤマハタザオ

コマガタケスグリ

イワカガミ

ホウチャクソウ

ツルネコノメソウ

オオバミゾホオズキ

タチカメバソウ

ツリバナ

コマユミ

ナナカマド

ニワトコ

ヒメマダラエダシャク