2022年4月29日金曜日

2022年 春の自然観察会のお知らせ

 2022年の春の自然観察会は別又自然観察池(魚津市)で行います(PDF)。

ここは魚津水族館が、山間の休耕田に水を張り自然再生の試行を行っている場所で、できるだけ自然に任せてどんな生物がやってくるようになるか、継続観察している場所です。

ヤマアカガエルやアカハライモリ(両生類)、ニホンカワトンボなどトンボ類のヤゴや成虫、ヒオドシチョウ(チョウ類)、ツボスミレなど春~初夏に咲く植物などが観察できるでしょう。

帰りには、近くにある富山の滝37選(平成3年選定)に選ばれている鈍滝に立ち寄ります。トチノキ林の中を流れ落ちる落差25m・3段の滝の周辺では、ミヤマカタバミやコシノコバイモ、コチャルメルソウなどに出会えるでしょう。滝の近くでは、冷たい風が吹き出す「風穴」も見られます。

※ 日時:5月14日(土)午前10時~午後3時頃

※ 集合:片貝山ノ守キャンプ場駐車場、午前 9時30分

※ 持ち物:山歩きのできる靴または長靴、雨具(上下)、昼食、お茶など飲み物、

マスクなど感染対策グッズ

※ 参加費:大人 500円、小人 200円(保険、しおりなど)

※ 天候の状況などにより、翌15日(日)に延期する場合があります。

※ お問い合わせ・参加お申し込みは、5月12日(木)までに事務局までご連絡ください。

※ 富山市街地などからスタッフの車に同乗希望の方は、お問い合わせください。

※ 発熱・咳など体調が少しでも不安な方は、参加取り止めのご連絡をお願いします。

現地までの案内はこちら

春の自然観察会の案内

集合場所の地図







2022年4月17日日曜日

モニタリング1000里地調査(呉羽丘陵)2022年4月

 呉羽丘陵モニ1000調査です。先週はとても暑い日が続きましたが、週末は一転、肌寒い日になりました。

 今日はメンバー4人で開花・結実している植物の観察をしました。木々は緑の葉を展開し始め、林床にはセントウソウやツボスミレ、マキノスミレ、オオタチツボスミレ、ムラサキケマンの花が目立っていました。ベニバナミヤマカタバミの花も多数咲いていましたが、小雨のせいか花弁は閉じていました。ホウチャクソウが茎をぐんぐん伸ばし、これから沢山の花を咲かせるでしょう。ニワトコやアケビ、ミツバアケビ、ヒメアオキ、メギも開花していました。キタコブシやカスミザクラは花びらを落としていて、歩道を彩っていました。ノボロギク、オオイヌノフグリ、コハコベ、ヒメオドリコソウ、キュウリグサなども見られました。

呉羽丘陵の様子

セントウソウ

ツボスミレ

ムラサキケマン

ヒメアオキ

メギ

マムシグサ

カスミザクラの花びらの道

ベニバナミヤマカタバミ

ワサビ

キタコブシ

ホウチャクソウが群生

ミツバアケビ

ニワトコ

マキノスミレ

カキドオシ

ヒメオドリコソウ

キュウリグサ

トゲミノキツネノボタン