2023年7月29日土曜日

2023年 夏の自然観察会(有峰)

 夏の自然観察会を有峰森林公園で行いました。スタッフを入れて9名が亀谷料金所に集まり、分乗して有峰湖に向かいました。猛暑の下界よりはマシな気温でしたが、陽が当たる場所ではジリジリと焼ける暑さでした。林内に入ってしまえば、過ごしやすかったです。花が少ない時期ですが、ミズナラ林、ブナ林、それと植栽されたカラマツ林を巡りそれぞれの林の違いを堪能しました。リョウブ、ノリウツギ、ヤマブキショウマ、サラシナショウマ、ヨツバヒヨドリが白い花を咲かせ、キツリフネソウ、ツリフネソウが風鈴のように涼しげに花を咲かせていました。特にツリフネソウはふつうは赤色ですが、白色からピンク色まで花色に変異があることにみな驚いていました。そのほか、ノギラン、ソバナ、タニタデ、ホツツジ、エゾシロネの花が見られました。ケナシヤブデマリやアカモノ、トチバニンジンは果実を付けていました。昼食後、ぼちぼち戻ろうかという時に雷が鳴り始め、一気に土砂降りになったので、ゲートが閉まらないうちに下山しました。

有峰湖

林内の様子

ノギラン

ノリウツギ

アカモノ

あがりこ

ダケカンバ

シラカバ

ミスジチョウ

ツリフネソウ

ピンク色のツリフネソウ

白色のツリフネソウ(シロバナツリフネソウ)

ホツツジ

トウゲシバ

エゾシロネ

ケナシヤブデマリ

林内の様子

タニタデ

ブナ


2023年7月22日土曜日

モニタリング1000里地調査(呉羽丘陵)2023年7月

  梅雨明けし、とても暑い日になりました。メンバー5人が集まり、呉羽丘陵内の開花・結実植物の観察しました。開花している植物はとても少なく、リョウブ、カラスザンショウ、イヌザンショウ、ソクズ、ミズタマソウ、カラスウリ、ヒヨドリバナ、ミズヒキ、サワオトギリ、ヤブマオ、アキノノゲシ、ハキダメギクなどの開花が見られました。また、ハグロトンボやジャノメチョウの仲間がたくさん飛翔し、セミの鳴き声も夏の一日にふさわしい迫力でした。

調査の様子

ミズヒキ

リョウブ

ニイニイゼミの抜け殻

エゴノキの実

ヒヨドリバナ

ウワミズザクラの実

サワオトギリ

ヒグラシ

ニイニイゼミ

ソクズ

ヒメヒオウギズイセン

アキノノゲシ

ヤブマオ

ミズタマソウ

ハキダメギク

イヌザンショウ

カラスウリ


2023年7月17日月曜日

外来植物除去作業(追分ほか)

 今日は立山の追分付近(標高約1,850m)ほかで外来植物除去作業を行いました。富山大学の学生1名を含む5名が参加し、オオバコやイタドリなどを除去しました。午後からは弥陀ヶ原に移動し学生さんに立山の自然を理解してもらう現地研修を実施しました。弥陀ヶ原ではシロバナタテヤマリンドウ、オオコメツツジ、ゼンテイカ、キンコウカ、ネバリノギランなどの開花、ワタスゲの結実が見られました。

ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)

ワタスゲ

コモリグモsp.


2023年7月3日月曜日

ミニニュース2023-No.3を発行しました

 ミニニュースを発行しました。今後の行事のお知らせが掲載されています。

PDFはこちら