2021年12月25日土曜日

室内例会(自然保護講座)

  今日は毎年この時期恒例の室内例会(自然保護講座)を行いました。今年は魚津水族館学芸員の不破光大さんに「水族館でトンボ ! 富出のヤゴの魅力」と題してご講演いただきました。

 不破さんが行っているトンボのヤゴと成虫の形・姿の美しさ、また、ヤゴから成虫が羽化する様子を撮影した動画などの調査研究活動のほか、在来種としてのメダカと環境教育教材としての活用や小学校のプールの生きもの救出作戦などの教育普及活動など、水族館内外における活動を紹介していただきました。

 みんなに馴染みのあるトンボの話ということで、たくさんの質問があり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。不破さんありがとうございました。今日は会員14名が参加しました。


講演会の様子

講演会の様子



2021年11月20日土曜日

モニタリング1000里地調査(呉羽丘陵)2021年11月

 今日は月例の植物調査です。メンバー6人が集まり、呉羽丘陵の花や実を付けている植物を探索・観察しました。だいぶ落葉が進み、冬が近づいてきました。シロダモやチャノキが花を咲かせ、ソヨゴ、カラタチバナ、ミズヒキ、ツリフネソウの果実、キタコブシやショウジョウバカマなどの冬芽を観察しました。また、ベニバナボロギクやウシハコベの花が見られ、ヒメオドリコソウも咲いていました。雪の状況によりますが、次は来年3月の予定です。

ムカゴイラクサ

ミョウガの果実(左下に落ちているのは種子)

コシアブラ

ホコリタケ(キツネノチャブクロ)


2021年11月6日土曜日

2021年秋の自然観察会(高峰山)を行いました。

  素晴らしい秋晴れの中、秋の自然観察会を高峰山(立山町・上市町)で行いました。麓で集合し、車数台に分乗して、途中大辻山への登山者の車を横目に見ながら、高峰山登山口まで行きました。今日は10名が参加し、思い思いに秋の日を楽しみました。今年は少し秋が早いような感じで、ブナやカエデはだいぶ落葉し、落ち葉の中をサクサク音を立てながら歩きました。


高峰山登山口

出発

立山町側光景

ツルアリドウシが咲いていました。

観察会の様子

歩きやすい道を進みます

かなり落葉しています

見た目は美味しそうです。

ホツツジ

ツルシキミが咲いていました。

ツルリンドウの果実

ムラサキシキブ

マンネンスギ(ヒカゲノカズラの仲間)

ナナカマドまたはツシマナナカマドの実

高峰山山頂から

コミネカエデ

ゆっくり下ります。

ソヨゴの果実

エゾユズリハ(黒い果実を付けている)

ふもとの立山博物館横の教算坊のイロハモミジ




2021年10月17日日曜日

モニタリング1000里地調査(呉羽丘陵)2021年10月

  今日はあいにくの雨模様の中、月例の植物調査を行いました。メンバー3人が集まり、呉羽丘陵の花や実を付けている植物を探索・観察しました。タデ科のミゾソバやイヌタデなどが咲いていましたが、多くの植物の開花シーズンは終わり、来年の春に向けてつぼみを準備していました。キタコブシはたくさんの果実を付け、枝が重そうにしなっていました。来年はあまり花を咲かせないかもしれません。また、面白い姿をしたイカタケというキノコが出現しているのを見つけました。イカタケは県のレッドリスト2012では準絶滅危惧種とされ、比較的珍しいようです。

林内の様子

カラタチバナ

ウワバミソウ(むかごを付けている)

ツリフネソウ

ミゾソバ

チャノキ

ノダケ

アオミズ

キタコブシの果実

ハナタデ

ミヤマフユイチゴ

カラスウリの果実

イカタケ

イカタケ(臭い匂いを放つ)


2021年10月16日土曜日

第33回富山県民ボランティア・NPO大会に参加しました

 本日、グランドプラザにて富山県民ボランティア・NPO大会に参加しました。例年参加しており、今年も展示ブースにて活動報告を行いました。

大会について→富山県民ボランティア総合支援センターHP

今年もたくさんの立山の動植物を紹介しました。

会の活動を来場者に説明しています。

今年の展示パネル

めひの野園の子どもたちと職員の方々が見に来てくれました。
子どもたちは昆虫や植物の写真に目を輝かせ、話が弾みました。




会場にて当会の動画が紹介されました。
(外来種除去作業)

紹介動画の一部
(室内例会)

紹介動画の一部
(自然観察会)

紹介動画の一部
(大学との連携事業)

紹介動画の一部
(行政との連携)

紹介動画の一部
(他団体との連携)