2019年7月13日土曜日

モニタリング1000里地調査(呉羽丘陵)

 今日はモニ1000調査の日でした。まだ梅雨空でしたが雨に降られることもなくメンバー4人で呉羽丘陵を散策し,開花や結実(途中も含む)している植物(今日は約60種)の観察と記録を行いました。

 樹木類ではリョウブ,アカメガシワが開花を迎え,高木のネムノキは地上に落ちた花を見て開花を知りました。また,低木ではカラタチバナとヤブコウジが開花していました。地面にはみずみずしいホオノキやサクラの葉がたくさん落ちており,理由は分かりません。すでに開花が終わったハクウンボクやナツツバキ,エゴノキなどは実を膨らませていました。草本類ではオオバギボウシ,ハエドクソウ,オニドコロ,シソバタツナミ,ツユクサ,オオチドメ,ヒメチドメ,タケニグサ,ネジバナほかの花が見られました。

 キノコが環状に発生する「菌輪(妖精の輪)」が見られ,一足早く鳴き始めるニイニイゼミの抜け殻もありました。

呉羽丘陵の様子

オオバギボウシ

リョウブ

カラタチバナ

オニドコロ

ツユクサ

菌環(妖精の輪)。黒い粒はウワミズザクラの実

サクラ?の葉がたくさん落ちています。