小矢部市の倶利伽羅峠で春の自然観察会を行いました。春と言ってももうサクラも終わり初夏を思わせる晴天でした。メンバー10人が集まり、倶利伽羅公園から歴史国道「倶利伽羅越え いにしえの街道」沿いに砂坂を経由し、峠(天池)茶屋跡までの旧北陸道をゆっくり散策しました。山肌はフジの花が彩り、ホオノキの大きな花もよく目に付きました。その他、ミズキ、タニウツギ、コハウチワカエデ、コマユミ、ハナイカダ、ケナシヤブデマリ、サンショウ、ヒメコウゾ、シナノキ、ミヤマガマズミ、コバノガマズミなどの樹木が花を咲かせていました。草本類としては道路沿いにはシャガやヤブニンジン、ムラサキサギゴケ、カラスノエンドウ、キランソウ、コナスビ、スミレ、エゾタンポポ(セイタカタンポポ?)などが目立ち、林内ではチゴユリ、コウライテンナンショウ(マムシグサ)、ヒロハテンナンショウ、ムラサキケマン、タチシオデ、キクムグラ、ツボスミレ、タニギキョウなどが観察できました。
出発 |
コハウチワカエデ |
ミズキ |
タニウツギ |
ミヤマガマズミ |
ハナイカダ |
キクムグラ |
コマユミ |
シナノキ |
ホオノキ |