2025年5月24日土曜日

第22期定期総会および記念講演

 第22期(2024年度)定期総会を県民会館で行いました。総会に先立ち記念講演が行われ、木下豪太氏(富山大学助教)による「積雪環境に適応したノウサギの毛色の進化と気候変動」と題した、ノウサギの毛が冬に茶色のままと白毛になるものとがあり、過去の気候変動でどのように進化してきたのか、お話ししていただきました。定期総会では第22期活動報告および決算報告、第23期事業計画・収支予算案、役員改選案が発議され、いずれも原案通り承認可決されました。

記念講演の様子


2025年5月18日日曜日

モニタリング1000里地調査(呉羽丘陵)2025年5月

 呉羽丘陵でモニ1000里地調査を行いました。春の植物はほぼ終わり、ホオノキやエゴノキ、ハクウンボク、フジ、コナスビ、ヘビイチゴ、ナワシロイチゴ、ニガナ、ムラサキサギゴケ、ヤマジノタツナミソウなどたくさんの初夏の植物の花が見られました。サワフタギには黒地に黄色、朱色の斑紋の色鮮やかなシロシタホタルガの幼虫が群がり、田畑跡の開けた場所ではオオシオカラトンボが飛び回っていました。

ヤマツツジ

エゴノキ

ハクウンボク

ヘビイチゴ

ムラサキサギゴケ

シロシタホタルガの幼虫