2022年4月17日日曜日

モニタリング1000里地調査(呉羽丘陵)2022年4月

 呉羽丘陵モニ1000調査です。先週はとても暑い日が続きましたが、週末は一転、肌寒い日になりました。

 今日はメンバー4人で開花・結実している植物の観察をしました。木々は緑の葉を展開し始め、林床にはセントウソウやツボスミレ、マキノスミレ、オオタチツボスミレ、ムラサキケマンの花が目立っていました。ベニバナミヤマカタバミの花も多数咲いていましたが、小雨のせいか花弁は閉じていました。ホウチャクソウが茎をぐんぐん伸ばし、これから沢山の花を咲かせるでしょう。ニワトコやアケビ、ミツバアケビ、ヒメアオキ、メギも開花していました。キタコブシやカスミザクラは花びらを落としていて、歩道を彩っていました。ノボロギク、オオイヌノフグリ、コハコベ、ヒメオドリコソウ、キュウリグサなども見られました。

呉羽丘陵の様子

セントウソウ

ツボスミレ

ムラサキケマン

ヒメアオキ

メギ

マムシグサ

カスミザクラの花びらの道

ベニバナミヤマカタバミ

ワサビ

キタコブシ

ホウチャクソウが群生

ミツバアケビ

ニワトコ

マキノスミレ

カキドオシ

ヒメオドリコソウ

キュウリグサ

トゲミノキツネノボタン


2022年3月21日月曜日

モニタリング1000里地調査(呉羽丘陵)2022年3月

   2022年最初の呉羽丘陵モニ1000調査です。今年も雪が比較的多い年でしたが、ほぼ雪は消えていました。

 今日はメンバー6人で開花・結実している植物の観察をしました。植栽のヤブツバキの赤い花が目立っていました。林床ではセリバオウレンがちょうど見頃です。ショウジョウバカマやベニバナミヤマカタバミは開花している個体もありましたが、まだまだこれからでしょう。ヒサカキ、ヒメアオキも蕾も多かったです。ヤマネコノメソウ、アオイスミレ、タネツケバナ、ノボロギク、オオイヌノフグリ、コハコベ、ヒメオドリコソウなどが開花し、春の訪れを告げていました。

呉羽丘陵の様子

ヤブツバキ(植栽)

セリバオウレン

ベニバナミヤマカタバミ

ショウジョウバカマ

アオイスミレ

ヒサカキ




2021年12月25日土曜日

室内例会(自然保護講座)

  今日は毎年この時期恒例の室内例会(自然保護講座)を行いました。今年は魚津水族館学芸員の不破光大さんに「水族館でトンボ ! 富出のヤゴの魅力」と題してご講演いただきました。

 不破さんが行っているトンボのヤゴと成虫の形・姿の美しさ、また、ヤゴから成虫が羽化する様子を撮影した動画などの調査研究活動のほか、在来種としてのメダカと環境教育教材としての活用や小学校のプールの生きもの救出作戦などの教育普及活動など、水族館内外における活動を紹介していただきました。

 みんなに馴染みのあるトンボの話ということで、たくさんの質問があり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。不破さんありがとうございました。今日は会員14名が参加しました。


講演会の様子

講演会の様子



2021年11月20日土曜日

モニタリング1000里地調査(呉羽丘陵)2021年11月

 今日は月例の植物調査です。メンバー6人が集まり、呉羽丘陵の花や実を付けている植物を探索・観察しました。だいぶ落葉が進み、冬が近づいてきました。シロダモやチャノキが花を咲かせ、ソヨゴ、カラタチバナ、ミズヒキ、ツリフネソウの果実、キタコブシやショウジョウバカマなどの冬芽を観察しました。また、ベニバナボロギクやウシハコベの花が見られ、ヒメオドリコソウも咲いていました。雪の状況によりますが、次は来年3月の予定です。

ムカゴイラクサ

ミョウガの果実(左下に落ちているのは種子)

コシアブラ

ホコリタケ(キツネノチャブクロ)


2021年11月6日土曜日

2021年秋の自然観察会(高峰山)を行いました。

  素晴らしい秋晴れの中、秋の自然観察会を高峰山(立山町・上市町)で行いました。麓で集合し、車数台に分乗して、途中大辻山への登山者の車を横目に見ながら、高峰山登山口まで行きました。今日は10名が参加し、思い思いに秋の日を楽しみました。今年は少し秋が早いような感じで、ブナやカエデはだいぶ落葉し、落ち葉の中をサクサク音を立てながら歩きました。


高峰山登山口

出発

立山町側光景

ツルアリドウシが咲いていました。

観察会の様子

歩きやすい道を進みます

かなり落葉しています

見た目は美味しそうです。

ホツツジ

ツルシキミが咲いていました。

ツルリンドウの果実

ムラサキシキブ

マンネンスギ(ヒカゲノカズラの仲間)

ナナカマドまたはツシマナナカマドの実

高峰山山頂から

コミネカエデ

ゆっくり下ります。

ソヨゴの果実

エゾユズリハ(黒い果実を付けている)

ふもとの立山博物館横の教算坊のイロハモミジ