2019年6月22日土曜日

モニタリング1000里地調査(呉羽丘陵)

 今日はモニ1000調査の日でした。あいにくの梅雨空でしたがメンバー3人で呉羽丘陵を散策し,開花・結実している植物の観察と記録を行いました。

 樹木類ではヤマアジサイ,ナツツバキ,ムラサキシキブ,クマノミズキがちょうど開花を迎え,リョウブはこれから開花時期を迎えます。下層ではカラタチバナとヤブコウジのつぼみが数多く見られました。草本類で今年初出はコモチマンネングサ,シソバタツナミソウ,ササユリ,スカシタゴボウ,クルマバナ,ザクロソウほかが見られました。

ヤマアジサイ
ナツツバキ
ムラサキシキブ
クマノミズキ
カラタチバナ(つぼみ)
コモチマンネングサ
ササユリ
クルマバナ

2019年6月12日水曜日

ミニニュース2019-No.2を発行しました。

 立山自然保護ネットワークミニニュース 2019-No.2が発行されました。総会の様子や今後の行事案内が掲載されています。PDFはこちら


ミニニュース2019-No2 ページ1

ミニニュース2019-No2 ページ2

2019年6月9日日曜日

立山(美女平ー滝見台)外来植物調査・除去

 今日は立山の美女平から滝見台の間にて外来植物の生育状況の調査と除去を行いました。会員2名の参加があり,曇りときどき雲の中でしたが,概ね雨に打たれず作業ができました。

見かけた花(実):ヤマトユキザサ,ユキザサ,チゴユリ,ヒメモチ,ツルアジサイ,コミネカエデ,ハウチワカエデ,オオカメノキ,ツルシキミ,ウリハダカエデ,ツバメオモト,エンレイソウ,マイヅルソウ,ホンシャクナゲ,タニウツギ,ホウチャクソウ,イワカガミ,ツシマナナカマド,サワフタギ,ツクバネソウ,アカモノ,サンカヨウ(実),ミツバノバイカオウレン(コシジオウレン),タムシバ,ホオノキ,トクワカソウ,ナガバモミジイチゴ,ミズバショウ,ミヤマニワトコ,ショウジョウバカマ


ヤマトユキザサ

ユキザサ

チゴユリ

ヒメモチ

ツルアジサイ

コミネカエデ

ハウチワカエデ

オオカメノキ

ツルシキミ

ウリハダカエデ

ツバメオモト

エンレイソウ

マイヅルソウ

ホンシャクナゲ

タニウツギ

ホウチャクソウ

オオイワカガミ

ツシマナナカマド

サワフタギ 

ツクバネソウ


アカモノ

サンカヨウ(実)

ミツバノバイカオウレン(コシジオウレン)(葉はたぶんオオカメノキの実生)

タムシバ

タテヤマスギ巨木 No.987 幹周り847cm

ホオノキ

外来種除去(オオバコ除去)を行いました。

木道のオオバコ

2019年5月25日土曜日

第16期定期総会および記念講演

 本会の第16期定期総会が県民会館で開かれました。総会に先立ち,本会副理事長の増田準三氏による記念講演「『立山黒部』世界ブランド化構想は,何が問題なのか」が行われ,現在富山県が進めている「立山黒部」世界ブランド化構想に関して,立山の自然保護・環境保全の観点から問題提起を行い,議論が行われました。

 講演スライドはこちら
 富山県の「立山黒部」世界ブランド化推進会議のページはこちら

 総会では,昨年度の活動報告ならびに本年度の事業計画などが提案・承認され,これまでと同様に立山の外来種駆除やアルペンルート沿いのブナの活力度調査,呉羽丘陵(城山)におけるモニタリングサイト1000里地調査の継続,また非会員向けの自然観察会なども継続して行いこれまで以上に環境教育にも力を入れていくことが確認されました。

当日の様子は5月26日付けの北日本新聞および富山新聞に掲載されました。

講演中の増田準三氏

記念講演の様子



2019年5月19日日曜日

アースデイとやま2019

 今日はアースデイとやま2019でした。今年は「SDGsってなに?」をテーマに富山市ファミリーパークで開催され,本会は「立山・材木坂~美女平の自然とその保護」と題してパネル展示を行いました。

本会のパネル展示

2019年5月18日土曜日

モニタリング1000里地調査(呉羽丘陵)

 今日はモニ1000調査の日でした。メンバー4人で呉羽丘陵を散策し,今咲いている植物の観察と記録を行いました。樹木は展葉を終え,林内は薄暗くなってきました。林床性の草本類はあまり見かけなくなり,木々の花々が開花を迎えようとしています。

 林内を歩いていると甘い香りが漂ってくるので上を見上げると大きなホオノキの花が咲いていました。木の上の方で開花するので間近で見れないのが残念です。また,オニグルミの雄花序が地面に落ちているのを見て,これも上の方で開花しているのに気が付きました。林内のあちらこちらでハクウンボクやタニウツギが開花期を迎え,トチノキも花を咲かせていました。ミズキやウワミズザクラ,コバノガマズミはほとんど開花が終わり,子房が大きくなり始めていました。また,エゴノキやナツツバキ,ムラサキシキブ,ヤマウルシなどは小さなつぼみを付けており,これから開花を迎えます。

 林床ではひっそりとタチシオデが開花しており,そのほかウマノアシガタ,ニガナ,コナスビ,ムラサキサギゴケ,マムシグサ,ヤエムグラなどが咲いており,明るいところでは,イヌガラシ,ウシハコベ,ツメクサ,ウワバミソウ,トウバナ,ミミナグサ,ミツバツチグリ,オッタチカタバミ,カタバミ,イモカタバミ,カラスビシャク,ノミノフスマなどが咲いていました。


林内の様子

ハクウンボク

タニウツギ

トチノキ

エゴノキ(つぼみ)

タチシオデ

ウワバミソウ

イチョウの雌花がたくさん落ちていました

ムラサキサギゴケ

タチイヌノフグリ

ウシハコベ 

カタバミ,奥にオッタチカタバミ

イヌガラシ


2019年5月16日木曜日

ミニニュース2019-No.1を発行しました。

立山自然保護ネットワークミニニュース 2019-No.1が発行されました。今後の行事案内が掲載されています。呉羽モニ1000,立山外来植物駆除,アースデイとやま2019など。

ミニニュース2019_No1 ページ1

ミニニュース2019_No1 ページ2

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