2023年4月22日土曜日

モニタリング1000里地調査(呉羽丘陵)2023年4月

 今日はメンバー6人が集まり、丘陵内の開花植物を観察しました。セントウソウ、キバナイカリソウ、チゴユリ、ホウチャクソウ、ツボスミレ、ヘビイチゴ、キランソウ、ムラサキサギゴケ、マムシグサ、ウワバミソウ、カキドオシ、タニギキョウなどの林床植物、ウワミズザクラ、ニワトコ、フジ、アズキナシ、ミヤマガマズミ、コバノガマズミ、ヤマグワ、ウゴツクバネウツギなどの樹木の開花が見られました。カスミザクラは花びらを散らし、春の終わりを告げていました。

呉羽丘陵の様子

ムラサキサギゴケ

コナラ

マムシグサ

チゴユリ

サンショウ

ツボスミレ

ホウチャクソウ

クサイチゴ

ウゴツクバネウツギ

サルトリイバラ

ミヤマガマズミ

エゾタンポポ

カキドオシ

スミレ

トゲミノキツネノボタン


2023年4月8日土曜日

2023年春の行事案内

 今年の春の行事案内です。春の自然観察会のお知らせが掲載されています。

PDFはこちら




2023年3月18日土曜日

モニタリング1000里地調査(呉羽丘陵)2023年3月

  今年のモニ1000里地調査(呉羽丘陵)が始まりました。今年は雪が少なく、また、温かい日が続いていたので春植物の開花も早いようです。今日はあいにくの雨模様になり、肌寒い感じですが、いつものコースを回って開花結実調査を行いました。

 今日はメンバー4人が集まりました。ヤブツバキ(植栽)の赤い花が目立っていて、去年の今頃はセリバオウレンがちょうど見頃でしたが、今年はほとんど開花が終わっている状態でした。ショウジョウバカマやベニバナミヤマカタバミが開花していました。林内のあちこちにあるヒサカキが満開で独特な匂いを発していました。ほかには、ヤマネコノメソウ、タネツケバナの仲間たち、ノボロギク、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウなどが開花し、春の訪れを告げていました。

呉羽丘陵の様子

ショウジョウバカマ

フキ

セリバオウレン

ベニバナミヤマカタバミ

ヤブツバキの落花

樹幹流(雨水に何かが溶け込んで泡立っている)

ヒサカキ



2022年12月24日土曜日

12月室内例会2022

   今日はこの時期恒例の室内例会を県民会館で行いました。今年は富山県森林研究所の大宮徹さんに「立山ルートの緑化と自然保護」と題してご講演いただきました。

 奈良時代から始まる立山と人との関わりの概説から始まり、戦後の立山ルートの開発の歴史を多数の貴重な写真・資料から解説していただきました。開発と並行して、破壊された自然を回復させるための緑化事業がどのように行われてきたのか、試行錯誤しながら現在も続く外来植物の除去事業など、本会の多くの方にとって興味深い内容でした。大宮さんありがとうございました。前日の大雪にも関わらず、11名の参加がありました。

講演の様子


2022年12月1日木曜日

ミニニュース2022-No.3を発行しました

 今年最後のミニニュースを発行しました。12月室内例会のお知らせが掲載されています。PDFはこちら




2022年11月19日土曜日

モニタリング1000里地調査(呉羽丘陵)2022年11月

 月例の呉羽丘陵モニ1000調査の日です。だいぶ寒くなりましたが、日が当たると温かい風を感じます。今日はメンバー4人で開花・結実している植物の観察を行いました。

呉羽丘陵の様子

ヤマノイモ

イチョウ落葉

ミヤマフユイチゴ

カラタチバナ

ヤツデ

ウメモドキ

フクラスズメ幼虫


2022年11月5日土曜日

秋の自然観察会(医王山)

  今日は秋の自然観察会の日です。メンバー9名が福光道の駅に集合し、医王山の国見ヒュッテに向かいました。トイレ休憩後、夕霧峠(菱広峠)に移動し、奥医王山を往復しました。昼食後に国見ヒュッテに戻り国見平周辺を散策して帰路につきました。やや曇り空の寒い一日でしたが、紅葉が見事で、カエデ類(ウリハダカエデ、ハウチワカエデ、コハウチワカエデ、ミネカエデほか)の鮮やかな赤や黄色、ホツツジやミツバツツジ、ミヤマガマズミは濃い赤色に、タムシバやオオバクロモジ、コシアブラは淡い黄色に染まり、ところどころにアズキナシやミヤマガマズミ、ナナカマドの赤い実やムラサキシキブの紫の実がアクセントになって彩りを添えていました。

金沢市方向

紅葉が見事


龍神池


ホツツジ

クルマバハグマの実

見返りの大杉

ミズナラの実生



奥医王山

落ち葉を使って勉強会

ヤマウルシの実生


ハウチワカエデ

龍神池


ウリハダカエデ(手前)とミネカエデ(奥)

ヤマツツジ


クサギ

オヤマボクチ

ミヤマガマズミ